2012年5月
昨日はさらっと読めた本を紹介しましたが
今日は逆に時間がかかった本と映画を紹介させていただきます。
○田中慎弥「共喰い」
長編ではないので、実際には1日で読んでしまったのですが
内容も文章も心に迫ってくるというか、えぐられるような感じで
読んでる間とても濃い時間を堪能できたので時間がかかったように感じる本です。
同タイトルに収められてる「第三紀層の魚」は逆にさらっと読めましたが
こちらも心に響く作品です。この方すごいですね。
○パウロコエーリョ「ポルトペーロの魔女」
これは時間かかりました。図書館で借り、読み始めてから
数ヶ月かかりましたね。何度も貸出し延長の申請をしました。
ボリュームがあるわけはないのですが、物語の前半は特に時間かかりました。
逆に後半は一気に読まないとストーリーがわからなくなるので一気に読めました。
いわゆる人の「観念」についてのお話だと思います。これまたグッときました。
時間はかかりましたが読めてよかったです。
○映画「グッドウィルハンテイング-旅立ち」
この映画、前から気になっててやっと観ましたが素晴らしいですね!
話に集中してたので長さは感じませんでしたが、だいたい2時間くらいの映画です。
観ると自分の過去、現在、未来に思いを馳せさせてくれる映画なので
とても濃い時間を堪能でき、人生分の長さがあるように感じました。
時間という概念は不思議です。相対性理論をきちんと学ばないとと思いました。
時間がないけど本が読みたいという方は多いのではないでしょうか?
以下の本は最近自分が短時間でさらっと読めた本です。
○黛まどか「星の旅人」
パウロコエーリョ著作「星の巡礼」を読み、スペイン巡礼旅に赴いた著者の旅日記です。
「星の巡礼」よりさらっと読めますが、実際に旅した気分を味わえ、心にグッときます。
○本田健「ユダヤ人大富豪の教え 再びアメリカへ」
このシリーズの前作、前〃作とは内容が変化し、人間関係学、心理学の要素が色濃い今作。
自分と向き合い、人との関係を見直す気づきが満載で、良い学びを得られると思います。
学生時代、学んでたことそのままでもあり、震災後の落ち込んだ気持ちを
どうすればいいのか?ということにも触れていて、さらっと読めるというより
集中して一気に読んでしまう本でした。
この本が心に残す響きは、自分にとっては、深く芯のあるものになったように感じてます。
○よしもとばなな「アルゼンチンばばあ」
これは本当にさらっと読めました。たぶん2時間くらいです。
でもよかったですねえ。奈良美智さんのイラストにもグッときました。
映画にもなってるようなので観てみたいと思います。
■メニュー:カレー&サラダ&飲み物 ※お子様には+ケーキ
■会 費:大人¥1000- / お子様¥500-
■日 時:2012年6月10日(日)午前11時〜14時
■場 所:SLOW TIME
■住 所:群馬県高崎市鞘町78-1 2F
■お問合せ:TEL&FAX:027-325-3790
■E – mail:slowtime@mo.petit.cc
■thanx:BENTEN CANDLE / Biosk / chai / Flop Design /&You
■おいしい昼食をとりながら気軽に会話を楽しみましょう*
■ぜひお話の種をお持ち寄りください*
【親子でできるお楽しみもあります】
*chaiちゃんワークショップ:「古布で作る暮らしの小物」
着なくなった服や古布を材料にして洗剤を使わず洗えるたわしや
アクセサリーを作ります。自分の手と指を使って編んでいくので
特別な道具はいりません。
・子ども:アクリルたわし/大人:ヘアバンド
・参加費500円(親子一組で参加可能/中学生以下無料)
・所要時間約30分(※材料なくなり次第修了)
Green Horse in Gunma 子ども達の生活を守る環境活動公式サイト
→http://greenhorsejp.com/
お隣の前橋市でガレキ受入れ説明会が開催されるようです。
人ごとじゃないし、定休日なので行こうかと思ってます。
5月28日(月)午後7時〜
場所:前橋市荻窪公民館
住所:群馬県前橋市荻窪町784-13
電話:027-269-5750
そのガレキに関してこんなの読みました。
「池上彰 そうだったのか!日本復興を阻む「敵」(1) 捨てればゴミ、使えば資源」
ニュースソースはこちら→http://news.livedoor.com/article/detail/6534038/
*記事抜粋
「ガレキは現地で財産というか建築資材として使えるというのは知っていましたか?
——えっ、そうなんですか!
はい、例えば防潮堤が壊れてしまいましたが、そこにはまた新しいものを造らなければいけません。その時に、あのガレキを資材の一部として活用するんですよ。過去に同様な例があります。横浜の山下公園は関東大震災のガレキを埋め立てて造られたし、阪神大震災の時のガレキは神戸港のあたりでずいぶん使われているんですよ。
——今回の地震では気仙沼、石巻などがかなり水没しています。
はい、ずいぶん地盤が低くなっちゃったところがありますよね。あそこを埋めて高台にしたり、道路をかさ上げするのにガレキを使ったりすることができるんですよ。実はガレキはゴミではなくて資源なんですね。実際に、使わせてほしいと要望してる地元があちこちにあるんですよ。
——それがすぐに行われていないのはなぜでしょう?
おっと、いい質問ですねぇ。それは法律としてはガレキは産業廃棄物であり、ゴミとして処理しなければいけないということになっちゃうわけなんですよ。本当に日本という国は何かあると必ず法律が出てきて「いや、できません」とか、「法律に基づけば」という話になってしまう。前例や平時の法律に縛られて硬直したお役所思考ではダメなんですよ。こういう非常時だからこそ、さっさと使ってしまおうと、要するに地方自治体が勝手にやればいいんだけど、そのお金はどこから出るかというと、国が出す復興費だということになっちゃう‥‥。
——つまり、我々の生命と財産を守るはずの法律が、逆にガレキ処理の妨げになっているんですね。」
なるほどー。ここにも法律の縛りがあり
臨機応変に対応できてない行政の問題が底辺にありそうです。
説明会でどんな説明がされるのかじっくり聞きつつ質問しようと思います。
2007年7月「六ヶ所村ラプソデイー」上映会
2012年3月「ミツバチの羽音と地球の回転」トークセッションで
お世話になった鎌仲ひとみ監督の最新作 「内部被ばくを生き抜く」上映があります。
アトミックカフェin前橋 5月25日(金)19:00~
@CoolFool (Click!)
※駐車場は最寄りのコインパーキングをご利用ください。
前橋市千代田町5-2-10 SATOビル2F
TEL:027-237-1655
参加費 1000円(ワンドリンク付)
主催:THE ATOMIC CAFE in GUNMA実行委員会
協賛:原発とめよう・群馬
後援:原発なくてもエエジャナイカ大行進実行委員会
協力:THE ATOMIC CAFE/COOL FOOL/SOKECON
自分もお邪魔しようと思ってますので
今夜の営業は1830までとさせていただきます。