slowtime blog

初夢と祖父母

2013.2.14.Thu

2月10日、旧正月の晩に見た夢を今年の初夢だと勝手に思ってるのです。
初夢には父方の祖父母が登場しました。
健在の祖母とは何を話したのかよく覚えてないのですが
数年前に他界し、夢の中に久しぶりにあらわれた祖父は5万円で車を譲ってくれました。
ありがとうおじいちゃん!それにしても、夢は不思議ですねえ。

健在の祖母は、昨年12月に足を骨折して入院してます。
自宅とお店のちょうど中間地点(どちらからも徒歩3分)に
ある病院に入院してるのですが面会時間と営業時間が丸被りなので
休みの日にお見舞いに行ったりしてます。
骨折した骨も手術してくっついたのでもう痛くないと
肌つやもよくご飯もおいしいと話してて元気そうなのですが
声が小さいのが気になるなあと少し心配です。
大部屋なので周囲の人に気を遣ってるのかな。
でもおばあちゃんは耳が遠いので、こちらの声はどうしても
大きくなってしまうのでおばあちゃんの気遣いを無下にしてるのかも。。

先日、2週間ぶりに会ったら「ひろちゃん久しぶり」と言われたので
「ひろちゃんは親父の弟で、おばあちゃんの息子のひろし。俺は孫のはるたか」
と言うと「はるくん、そうだいねえ」と言うのです。

高崎に引っ越してきた2歳の頃
保育園に通うまでずっとおばあちゃんと一緒にいました。
その頃のことを話してくれると「おばあちゃんは本当に可愛がったんだよ」
と言ってくれるのですが、遠くに住んでいて滅多に会えない実の息子(俺の叔父)
のことがやはり気になるんだなあ、としみじみします。

「リハビリしてるんだよ。歩けるようにならないと家に帰れないからね」
と話すおばあちゃんはやっぱり凄いなあと思うのです。

おばあちゃんにとって初孫になる二歳上の姉がいるので
おばあちゃんは祖母歴が、俺の人生よりも長いんですよ。
もし仮に将来自分に孫が誕生したとして、40年近く祖父として健在でいられるかなあと
思うとそれはもう全然想像もつかない世界です。

自分のことは自分でやるのが当たり前に暮らしてきたおばあちゃんは
入院してると看護師さんが色々お世話してくれるのが嬉しそう。
何かしらお世話してもらうと「ありがとう」と看護師さんに必ずお礼を言います。
それはとても当たり前のことなのですが、礼節の見本になってくれるおばあちゃん。
俺はこの人の孫で良かったなあと思うのです。

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今日の一本「となりのトトロ」
映画に出てくるおばあちゃんがうちのおばあちゃんにそっくり。
「メイちゃーん」と必死で探すシーンで思わず泣いてしまいます。