slowtime blog

僕が肉を食べなくなった理由

2013.12.11.Wed
ここ数年、意識してあまり食べないようにしてたのですが
今年の7月から肉を食べるのを完全にやめることにしまして。
とは言っても、8月に一度豚骨ラーメンを
9月の満月の夜に鶏肉入りのグリーンカレーを食したので
完全にやめられたのは、9月の満月の翌日からですが。

 

肉は、消化するのに2-3日かかるそうです。
四つ足の生物は、基本的には人間と同じほ乳類です。
同じほ乳類を食べると、体内では同質と認識され
消化器官の細胞は、共食いだと認識するようで
なかなか消化しようとしないそうです。

 

肉に対して感じる味覚についてですが
より人間に近い生物の肉を美味しいと感じるようです。
鶏は鳥類ですから、鶏よりもほ乳類の豚、牛を美味しいと感じるようです。
人間に一番近いのは人間ですから、人は共食いを美味しいと感じるのでしょうか・・・

 

味は人間に近い生き物を美味しいと感じる反面
消化器官は、共食いと認識して消化しようとしない。。
まるでジャンクフードのようなことが起きてるのですねえ。

 

社会問題にもなった狂牛病や、0157。
これらは、どうも餌に問題があるようです。
本来、牛は草食動物なので牧草を食べます。
が、コストの都合でしょうか?
飼料の合理化が図られ、遺伝子組み換えのトウモロコシを与えられた結果
牛の消化器官が正常に機能しなくなり、その排泄物から0157が生まれたそうです。

 

また、トウモロコシだけでなく、0157に感染した牛や
豚、鶏、ねずみや蛇など、病気で死んだ生き物も含め
その遺体を丸ごと砕き粉にした、いわゆる肉骨粉を餌として与えられ
狂牛病は発生したようです。牛は共食いをさせられてるのですね。
その経緯からすると、0157も狂牛病もどちらも人災のようです。

 

国内では、そうでもないと思いますが
海外からの輸入肉は、工場で生産するように生き物を扱い食肉を生産してます。
生き物に対する敬意というべきでしょうか、同じ生きとし生けるものである
命に対し「いただきます」と感謝する気持ちが肉にはわかなくなりました。

 

命を殺し、肉を食べ、美味しいと感じ
それが食を楽しむ食文化である、という概念に
疑問を持つようになったのです。

 

命を殺し、肉を食べ、美味しいと感じること。
極端かもしれませんが、それは争いや殺し合いを美化することに
もしかしたら繋がっていってしまう事なのかもしれません。