slowtime blog

category : 今日の〜

総括

2015.3.11.Wed

今日(311)で東日本大震災から4年経過したのですね。
震災後、自分のラジオ番組では毎年3月の放送で
あえてこの話題に触れさせていただいてきました。
今月のラジオでも、ゲストのhuenicaさんが震災後
福島県双葉郡富岡町を訪れた時のことを歌った「街の案内人」
をかけさせていただきました。よければぜひお聴きください。
再放送は、3/14(土)22時〜22時54分です。
ラジオ高崎(FM76.2)→http://www.takasaki.fm/

最近は震災のことに加え、東京大空襲後70年だったり
ドイツのメルケル首相が来日されたりと話題が尽きません。
メルケルさんは同じ敗戦国としての歩みとして、日本の首相に
過去の総括が大事だというメッセージを伝えられたそうです。

よく「過去の事」なんだから、と責任逃れしようとする人って
少なからずどこにでもいます。その方がその一瞬は楽かもしれません。
しかしそれだと、悪い事したけど今はしてないんだから別にいいじゃん
(許してちょ)というふうに受け取られることに繋がって
過去の事が、現在の問題になってしまったりしますよね。
人殺した事あるけど、今は殺してないから責任は不問てことないです。

ドイツがどこまで過去の総括をし、原因とどう向き合ったのか
詳しくはわからないのですが、過去を総括し、原因を突き止め
克服しようと努力し続けることは、きっと明るい未来の希望になる
と信じられる、信じてもらえるようになる、と信じたいです。

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今日の一本「ボブマーリー/ルーツ・オブ・レジェンド」
レゲエの創始者、ボブマーリー。今年で生誕70年だそうです。
レゲエは音楽の一要素としてずっと好きでしたが
ボブマーリーのことを詳しくは知りませんでした。
モハメドアリの伝記映画を観た時と同じような衝撃。
生誕70年という事でラジオでもよく耳にします。
今年は未発表音源も発売になるらしいです。
映画も音源もあらためてぜひぜひ!

問題は味わい尽くせ

2015.3.6.Fri

暖かくなってきましたねえ。
それもそのはず、本日は啓蟄です。
*新暦三月五日か六日頃。
冬眠していた虫も目を覚まして地上に這いだして来るという意味。

お百姓さんが昔から用いてる暦のうえでは
今日からが新しい月の始まりだそうです。
今月の当店はほぼ毎週末に音楽イベントが開催されます。
どのイベントも素晴らしい内容になってますので
ぜひぜひ皆様お出かけになってください。
*3/15(日)「中田祐二の謡うロマン街道」は売切れです。

前回の日記「毒親」には、あちらこちらから反響をいただきました。
ケースはそれぞれでも、同じような境遇の方はやはりたくさんいらっしゃいますね。
自分は大学時代、心理学を専攻してたのですが
それもデトックスの一つだったように今は思えます。

先日「日記読んだよ」と姉から電話&メールをもらい
自分の書いた日記は所々細かい部分で少し事実と違うという内容でした。
揚げ足取りとしか思えなかったのですが、それもおそらく姉を使い
両親が必死で自分たちの正当性を主張してる様子が見え隠れし
やはりまだ毒親の支配から抜け出せてないなーという実感です。
これはいわゆる共依存という状態ですね。

両親は共に、サイコパス(精神病質)&神経症です。
*サイコパスとは
口達者で一見、魅力的
非常によく嘘をつく
同情を引こうとする
無責任で問題行動が目立つ
衝動的に行動する
責められると逆ギレする
感情が浅く思いやりが無い

*神経症をズバリ一言で言い表してると思った
社会学者で作家の加藤諦三さんの文章です。
「神経症者は山登りには興味がないが、頂上にいたい。
神経症者の目的は自己実現ではなく、自己栄光化である。
だからトラブルを起こす。」ズバリですねえ。

タイトルの「問題は味わい尽くせ」は、自分自身に向けた言葉です。
家族の問題を、自分なりに積極的に関わり何とかしようと色々と
試行錯誤してきましたが、至った結論は「さすがにもう飽きた。」です。

これまで、家族の問題の後始末せざるを得ないことも多く
そうであれば自分の問題と捉え、解決しなければと考えてましたが
実際には、父、母、姉、それぞれの問題であり
それぞれが納得いくまで問題を味わい尽くし自分なりの答えを出せばいいし
自分はもうこの問題に関わりエネルギーを費やすのはやめ
自分にとってもっとずっと大事なことにエネルギーを費やそうと。

自分自身、若い頃は上記に挙げたサイコパス&神経症的な
性格を持ち合わせ、悩むことも多かったように思います。
その原因は両親それぞれの人格&性分を正面からきちんと見据えず
関わらないようにしてたことにある、と実感してます。
身近な人の性分に無意識に似てしまう「鏡の法則」でしょう。
両親それぞれの人格を個人としてきちんと正面から見据え
問題だと思う部分を伝え、問題を解決しようと試行錯誤することが
デトックスになったとも実感してます。

そうかと言って、親がこちらの期待通りに変わる事はありません。
自分にとって大事なことは、親は変わる事はないと心から実感する事でした。
そう実感できるほど、もうこの問題は十分に味わい尽くしたので
整理する意味で記しておこうと思い、今日の日記を書きました。
最後まで読んでいただいた皆様、本当にありがとうございます。

前回の日記で紹介させていただいた「毒になる親」
素晴らしい名著だなと思い紹介させていただきましたが
今日紹介したいのは「サラとソロモン」です。
年度の切り替わりを迎え、これから新しい環境を迎える方に
特におすすめの本です。自分は最近読んだのですが
数年前からずっとベストセラーなのだそうです。さすがですねえ。

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毒親

2015.2.18.Wed

今日は旧暦の大晦日ですね。
今年の旧暦は閏年(13ヶ月)だったので長かったですが
明日の新月で旧暦でも年が明けます。
明けましておめでとうございます。

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さてさて、世間では「毒親」という言葉が流行ってるようで本も出てますね。
自分の親もこの「毒親」だなーと思い
今年(旧暦)の最後に、日記に記しておこうと思います。

毒親の特徴はいくつもあるようですが
自分の親に当てはまるだけでも、たくさんあります。

例えば毒親の特徴の一つである
「心身の病気を患って余裕のない母親」
母は双極性障害を患ってるのが原因かどうかわかりませんが
「義務を果たさない親」でもあります。その特徴は
自分自身が情緒不安定だったり、心の健康が損なわれているため
子供が必要としていることに応えられないばかりか
その多くは自分が必要としていることを子供に満たしてもらおうとしているありさま。

自分は幼い頃、朝ご飯という存在を知りませんでした。
物心ついてからずっと、母と朝ご飯を食べたことはありません。
母は朝起きる気配が全くないので、夕飯の残りを独りで少し食べて学校へ通ってました。

義務を果たさない親によくあるようですが
いざ子どもが自立しようとすると急に親面を偉そうにアピールする面があります。
その一環で、成人した後、「子育てに要した費用を返せ」と言われました。
姉も同じことを言われ、罪悪感を抱かされてしまい、返金したようですが
それはとてもおかしな話で輩のようだと拒否し、自分は返すつもりは全くありません。
これも、毒親によくある特徴の一つのようです。

毒親は、毒親自身の利益や都合が最優先なので
「公共や他人の物を勝手な理屈で私物化する」という特徴もあるようです。
父は、公共機関である文化会館で、コンサートか何かを観た後
帰りの駐車場の混雑に腹を立て「俺がいくら市民税を払ってると思ってるんだ!」
とずっと目上の係員の方にどなりちらし、、アレはとても恥ずかしかったですねえ。。
小学生の時に連れてかれた公共のプールも、中学生以上でなければ入れないにも関わらず
俺が観てるんだから入っていいんだと係員の人と揉め、これまた恥ずかしかったですねえ。。

駐車場の関係で、父の車に乗るよう強要されたこともありまして。
しぶしぶ自分の車を売却し、父の車の自動車税を払わされた挙げ句、問題が解決すると
こちらの都合は全く関係なく車を返せと言って来た時は空いた口が塞がりませんでした。。
また、母の躁状態が極まった際、全く対処できずにいた父は
姉の口座に100万円をいきなり振込みました。要はそれで何とかしてくれという
意味だったようですが、姉には意味が分からず対処できずにいると
今度は自分に、姉に100万を払ったことは言わずに助けを求めてきました。
その後、姉が母方の祖父母から貰った50万円を、あれこれ理由をつけて父が盗ってしまいました。この事実を後で知った時も、心底呆れ返りました。。

「子が自分より幸福になることに耐えられない」という特徴もあるようです。
子に嫉妬するのも共通している。わざわざ子供レベルの土俵に入って
正当に勝負するのでもなく、反則やずるいことをしてまで子に勝たないと気が済まない。

上記の特徴も、残念なことに両親ともに当てはまってしまってますねえ、、
ほめられた記憶は無いですし、自分達が話題の中心でないと気がすまないので
意地悪なことを両親同士がお互いに言い合ったり、子どもに言ったり
感情的恐喝をする人間なので、本質的にずるく無責任な人達なのです。
人のことなどどうだっていい、という自己中心的な人達が
その誤った自分の価値観のみで動くので様々なトラブルに見舞われます。

自分としては、まともになろうと特に努力をせず
さぼってばかりで、責任転嫁と他力本願ばかり上手になり
未来を良くするための試行錯誤を放棄するような人間が
勝手に堕ちて行く分には親であっても特に気にならないのですが
なぜこんな、読んだ方が気分の悪くなるような日記を書いたかというと
自分には姉が一人いまして。姉は毒親の影響をモロに受けてしまい
心身ともに参ってしまってます。姉のことは少し心配なのです。

父は、母と姉が病気になった責任を感じてないので対処できませんし
母も、姉が病気になった責任を感じることができず対処できません。
母の両親(祖父母)も母の病気の責任を感じてないので対処できません。

まともな親であれば、子が病気になれば何とかしようとしますし
原因は自分達にあるかもしれないと思い、努力するのが当然ですが
残念なことに、子が病気になれば、病気になるくらい弱いのが悪いと
自分達の非を改めようとはせず、相手に責任をなすりつけ
罪悪感を抱かせるという始末。。

この悪循環から脱却しようと姉も必死で努力してますが
原因である両親が、責任を果たそうと努力しないと足を引っ張るだけです。

しかし、これもことの成り行きですし
自分が思うに、西洋型の資本主義に代表される
相手から搾取し利益をあげた物が勝ち組、他は負け組という時代も
もうすぐ終わり、わかちあい、助け合える時代に移行していく過程で
色々なデトックスがはじまって「毒親」という言葉も生まれ
解決すべき問題として社会的な関心も高まってきたのかなと。
デトックスの一つとして捉え、あえて日記に記しておこうと思います。

*毒親の特徴はまとめサイトがあるようです。
あげられてる特徴がほぼ全て両親にあてはまってるので驚きでした。。
http://matome.naver.jp/odai/2137073983857556201

イエー!って言えー!

2015.2.13.Fri

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タイトルの名言はご存知、忌野清志郎さんの魂こもった言霊です。
2/10〜全国の映画館で、清志郎さんの映画
「忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM #1 入門編」
が上映されてます。*映画の公式サイト → http://kiyoshiro-film.com/

昨日、鑑賞したのですが
何度も涙が溢れてしまいました。。
自分なんかが言うのはアレですが
清志郎さんの魅力は、裏表の無い素直な心だと思います。

その魅力に多くの方に触れていただきたいので
ブログをご覧の皆様にはぜひご鑑賞いただきたいです!ぜひに!!!

今日の読みたい一冊 〜 「鳥たち」よしもとばなな

2014.11.1.Sat

本日は旧暦の重陽の節句ということですが、今月は潤月なのですね。
てことは1ヶ月前が本来の重陽の節句ということでしょうか。
最もおめでたい重陽の節句が2ヶ月連続なんて
今年はなんてラッキーイヤーなのでしょう♪

そんなラッキーイヤーな今年の秋も終わりに近づいて参りましたが
ホームページをご覧の皆様いかがお過ごしでしょうか?

10/20〜11/7までは季節の変わり目(土用期間)ということもあり
周囲では体調を崩されてる方も少なからずいらっしゃいます。
11/7 立冬まであと一週間です。
季節の変わり目、大事に過ごしましょう。

しかし秋は色々が充実しますねえ。
読書の秋でもあるので
最近気になる本をご紹介します。

今日の読みたい一冊 〜 よしもとばなな「鳥たち」
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お話の中に、青葉市子さんの歌「いきのこり●ぼくら」の歌詞が引用されてるそうです。
ばななさんのお話をお読みになり、11/14(金)青葉市子ライブ予約してくださった方も☆
早速この連休中に本屋さんへチェックしに行きたいと思います。