昨日からお彼岸に入ったので
今朝は友達のお墓参りと祖父のお墓参りへ。
じいちゃんのお墓参りへ行き墓碑を眺めると
ひいばあちゃん(じいちゃんのお母さん)は、じいちゃんを産み
その後まもなく亡くなったようで、享年27歳と刻まれてます。
美人薄命だし、きっと美人さんだったんだろうと勝手に思うおいら。
じいちゃんは戦争に招集され、終戦後に帰還。
親同士が決めた結婚をし、子どもをもうけたけど
その後、結核を患い長期の入院をしてたそう。
結核の手術の際に、肋骨を一部除去したようで
幼い頃、じいちゃんと一緒にお風呂に入ると
脇の下のくぼみが左右で違うのを笑いながら見せてくれました。
じいちゃんは戦争の話をあまりしなかったけど
戦争や殺人事件などのニュースを見ると腹を立ててました。
戦争の話で唯一聞いたのは、台湾に行ってたらしく
バナナがおいしかったよ、くらいです。
戦争はいろんな爪痕を残します。
じいちゃんはきっと戦争には行きたくなかっただろうけど
仕方なく行って、その影響で結核を煩って入院することになったし
ばあちゃんは女手一つで幼い子どもを苦労して育てなくちゃだったし
きっと俺の親父とおじさんは幼い頃、父親がそばにいない寂しさを感じたはず。
俺は直接的には戦争を知らないけど
じいちゃん、ばあちゃん、親父が戦争に受けた影響を肌身に感じるから
教科書でしか習わない戦争も他人事とは思えません。
じいちゃんが、肋骨を一部除去したことを
幼い俺に笑い飛ばして話してくれたのは
じいちゃんのありったけの愛だったんだな
と思い返す今日でした。