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ミニシアター

2014.2.26.Wed

十代の頃から、高崎映画祭は毎年の楽しみの一つです。
映画祭で上映されるような映画は都内のミニシアターに行かないと観れなかったので
地元で面白い映画が沢山見れるのは嬉しい限りですね。

昨年の7月に開催させていただいた「CAFE TALK」vol.13
ゲストにシネマテーク高崎の志尾睦子さんにお越し頂き
映画産業のデジタル化についてお話していただきました。

映画産業がデジタル化された現在
ミニシアターは都内でもどんどん減ってしまってますし
フィルムで上映される映画館は日本から姿を消しつつあります。
それによって、使われることのなくなった
膨大な本数の映画フィルムが廃棄されてしまうようです。

そうなると私たちは、これまで作られた映画という
芸術に触れる機会が減ってしまいますよね。

映画も美術と同じ芸術です。
公立の美術館は日本全国もの凄くたくさんあります。
各市区町村にこれだけ多くの美術館がある現在。
世界的に見ると日本はその数が突出してるようです。

なので、公立の美術館のように
公立の名画座のようなミニシアターがあってもいいのではないか?
と自分は最近思いはじめました。

レンタルDVDで観られる映画も多くありますが
DVD化されず、フィルムでしか存在しない
貴重な芸術作品も膨大な数あるでしょう。

そういった貴重な芸術作品に
誰もが触れられる機会を提供してくれる映画館が
市民のお金で運営されたらいいなと思います。

公立の市民映画館。
日本全国にできていったらいいですね。