十代の頃から、高崎映画祭は毎年の楽しみの一つです。
映画祭で上映されるような映画は都内のミニシアターに行かないと観れなかったので
地元で面白い映画が沢山見れるのは嬉しい限りですね。
昨年の7月に開催させていただいた「CAFE TALK」vol.13
ゲストにシネマテーク高崎の志尾睦子さんにお越し頂き
映画産業のデジタル化についてお話していただきました。
映画産業がデジタル化された現在
ミニシアターは都内でもどんどん減ってしまってますし
フィルムで上映される映画館は日本から姿を消しつつあります。
それによって、使われることのなくなった
膨大な本数の映画フィルムが廃棄されてしまうようです。
そうなると私たちは、これまで作られた映画という
芸術に触れる機会が減ってしまいますよね。
映画も美術と同じ芸術です。
公立の美術館は日本全国もの凄くたくさんあります。
各市区町村にこれだけ多くの美術館がある現在。
世界的に見ると日本はその数が突出してるようです。
なので、公立の美術館のように
公立の名画座のようなミニシアターがあってもいいのではないか?
と自分は最近思いはじめました。
レンタルDVDで観られる映画も多くありますが
DVD化されず、フィルムでしか存在しない
貴重な芸術作品も膨大な数あるでしょう。
そういった貴重な芸術作品に
誰もが触れられる機会を提供してくれる映画館が
市民のお金で運営されたらいいなと思います。
公立の市民映画館。
日本全国にできていったらいいですね。