今年は伊勢神宮の遷宮と、出雲大社の遷宮が重なる貴重な年。
本屋さんでも日本を代表する二社を特集した本が並んでます。
御伊勢さまには今年の2月
立春に生まれて初めてお参りさせていただきました。
が、伊勢神宮の遷宮は今年の10月ということで新しいお宮が工事中でした。
あらためて10月を過ぎたらお参りへと思ってます。
出雲大社には来週火曜日、5/28天しゃ日に人生初のお参りに出かける予定です。
出雲大社は5/10に遷宮のお祭りもあったようで
6/9まで毎日イベントが開催されてるようです。
5/28はお休みを頂戴させていただきます。
伊勢神宮の遷宮は20年に一度、出雲大社は60年に一度行われるそうですが
遷宮は神さまが常に若い状態、常若(とこわか)でいられるために行われる伝統的な儀式。
常若という言葉を聞いて思ったのですが
伝統芸能って古いようでいて実は常若じゃないかと。
津軽三味線とか沖縄の三線とかデイジュとか
楽器としてはとても古いですけど
現代音楽奏者も取り入れたりするし
演奏する人は当然現代に生きてる人。
逆にポピュラーミュージックは、ブルースだったらアコギ
R&Rならセミアコギター、ロックならエレキギター
テクノだったらシンセ、ヒップホップならタンテ、最近のエレクトロならPC
とその時代で最先端の音楽は、時代ごとに登場する新しい楽器によって変わっていきます。
昔から変わらずに常若でいられることも凄いですし
時代で変化しながらも愛され続けていく文化も凄いですよね。
自分にとって大事な何かを守りつつ常若を保ちながらも、変化を恐れず変わっていく
相反するようなそのバランスを、今年からもっと大切に生きていきたいなと思いました。