社日

明日は社日ですね。
産土神社にお参りする日です。
＊「社日とは「春分の日、秋分の日に最も近い戌の日を云う。
春は五穀の種を神前に供えて豊作を祈り、秋は収穫を土の神に祈る祭り。」

春分の日、秋分の日といえば、お彼岸です。
お彼岸にはご先祖様のお墓参りですね。

要するに、お彼岸には
産土神社にお参りし、土地の神さまに挨拶をさせていただき
なおかつ、ご先祖様のお墓参りをさせていただくのが、習わしなのですね。

大地や自然はあまりにも偉大な存在ですし
ご先祖さまも三十代遡れば数億人になります。
当たり前のことですが、誰も一人では生きていないし
自分が幸せでいるためには、周囲の全てが幸せでなくてはそれを実感できません。

よく、個人主義とか言いますが
個々人がそれぞれの天命を全うするためには
大地や自然とのつながりへの感謝を抱き
自分が現在、存在することへの感謝を
土地の神さまやご先祖様に祈れてなければならないと思うのです。

それらのつながりを無視して、自分は自分だけのものだと考え
勝手に成長してきたと思っていると、心に隙ができて
自分さえ良ければいいと思う心になってしまうような気がします。

自己を犠牲にしてまで他者を幸せにすることができるとも思いませんが
陰陽が調和し、誰もが天命を全うできるように、産土の神さまとご先祖様に
日頃のお礼を申し上げ、益々の発展をお祈りさせていただくために
お参りさせていただこうと思ってます。